ITパスポートの試験対策

ITパスポートは経済産業省が認定する情報処理の国家資格です。情報処理分野の入り口に当たる資格試験で、かつて存在した初級シスアド試験の発展型として整理統合されたものがITパスポートになります。これは急速に進化する情報処理の分野により適合した資格試験として設立されたもので、ITを正しく理解し使うことのできる知識やスキルを養うのが目的です。

試験内容は午前中の試験のみで、初級シスアドの時代にあった午後の試験はなくなっています。その代わりと言っては何ですが、午前中の試験の難易度は上がっているようです。

試験対策としては、基本的に問題集や参考書に当たることが大事になります。ただ、過去の情報試験で傾向の強かった過去の出題問題にのみ重点を置いた試験対策だと十分に対策出来ない可能性もあります。ITパスポートでは、新たな知識を問うことも多くなっているからです。参考書や問題集に記述された知識を幅広く、そして、地道に吸収することが大事になってきます。効率を追い求めたい方は試験対策を専門にしている学校の授業や通信講座などを利用するのも有効な試験対策になります。