企業で働くうえで持っておきたい資格
近年、様々な分野の資格が増えており、企業の選考やキャリアアップにも左右してくるようになりました。そこで、企業で働く上で持っておきたい資格をいくつかご紹介したいと思います。
まず一つ目は、ビジネス実務法務検定試験(R)です。この資格は、あらゆるビジネスシーンで必要とされる法律知識を習得していることを証明するものです。法務部門だけに留まらず、販売や営業、総務、人事など業務上で起きうる法的リスクを察知できる能力を身に付けられるので、業種を問わず必要とされます。2級・3級は社会人の方は勿論ですが、学生も取得できます。
二つ目は、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)です。有名なので、名前だけでも聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。パソコンに関する高いスキルを持っていても、口頭だけでどれくらいのスキルを持っているか証明することは極めて困難です。それとは逆に、企業面接でWordやExcelの基本操作は行えると言ったものの、採用してみると業務レベルには達していないこともあります。そこで、業務でよく使用するWord、Excel、PowerPointをはじめとするマイクロソフトのオフィスソフトのスキルを証明できるのがマイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)です。また、合否結果は試験後すぐに判定されるので、試験を受けたその日から履歴書に書くことも可能です。さらに世界的に行われている試験なので、世界でも通じるのが強みです。
三つ目はファイナンシャルプランナー(FP)です。ファイナンシャルプランナーは税金や保険、年金などの知識を備え、資金計画やライフプランを提案します。金融業界や不動産業界のみならず、他業種でファイナンシャルプランナー試験を受けて、企業内FPとして活躍する人もおり、さらには独立・開業も目指せることができます。またこの資格で取得することで付けた知識が、自分の実生活にも活かすことができるのも大きなメリットです。
資格は、目に見える能力の証明書です。より自分の能力を活かして企業で働くために、習得を目指してみてはいかがでしょうか。